中欧4カ国
         05年6月


シェーンブルン宮殿を見たいとアーチャンが言い出し、チェコ、スロバキア、オーストリア、ハンガリーの4カ国を回るコースに参加した。

時代の大きな流れの中で権力を失っていくハプスブルグ家の終焉を予測するようなルドルフ皇太子の心中事件など、歴史で習わなかった(習ったけど忘れた?)事などに触れ、なかなか面白かった。

シェーンブルン宮殿でのディナー、それに続くコンサートでちょっぴりハプスブルグ家の一員になった積もりでしたが、オーチャンはディナーのお酒が効いてコンサートは子守唄になってしまいました。

なお、この旅行で3人の女性の積極的な生き方に感銘させられました。

10年前に視力を失った方。その方の目となって今回の旅行に同行された職場の後輩の方。危険を承知で骨の移植をされた方。

そうそう、ルフトハンザと言う航空会社はツアー客をアイルシートの中2列に押し込めました。
我々を含めほぼ全員がトイレに行くのに通路側の個人客に頭を下げ下げどいてもらうつ
らさを押し付けられました。



プラハ城


シェーンブルン宮殿


チェスキークルムロフ


ドナウ河クルーズでの景色


ハンガリー国会議事堂


ブダペストの王宮


      シルクロード
        
05年9月


Kツーリスト八王子支店の主催でいつもお世話になっているK嬢がTDとして添乗するというシルクロード8日間のツアーがあり、参加した。

オーチャンは過去3回(内2回は仕事)中国訪問し、毎回下痢に悩まされていたが、今回もやっぱりやられた。同行の人達も、「なんでもない」という顔をしていたが、結構やられていた人が多かったように見えた。歯磨きもミネラルウオーターを使うほど気をつけているのだが・・・。

兵馬俑のスケールは想像を絶する規模であった。全部の発掘には更に100年かかるそうだ。

莫高窟の歴史の深さもすごいものであった。ここが脚光を浴び出したのは井上靖の「敦煌」の映画化以降との事。

トルファンは暑かった。ここはウイグル族が多く、子供たちの笑顔は実に可愛い。

最後の日、リニアモーターカーに乗った。世界で始めて実用化されたものと思うが、時速431km/hを体験した。



兵馬俑


莫高窟


交河古城


ベゼクリク千仏洞群


鳴沙山


ウイグル族の子供達


         インド
         06年3月



中学の時、教科書で見たタジマハールへの憧れと、IT関連の優秀な人材を輩出している国への興味とから、インドへ行ってみたいと思い9日間のツアーに参加した。

2日目にベナレスでテロ(イスラム教徒がヒンズー教の大聖地ベナレスで駅などを狙った爆弾テロ)があり、我々の乗る予定だったベナレス行きの列車が出発せず、ニューデリー駅で足止めを食ってしまった。

列車は10時間遅れで出発したが、途中で遅れが加わり、12時間遅れの到着となってしまった。

ガンジスでの沐浴風景を観ることも出来ないのではと心配したが、翌朝観光することができた。

熱心に沐浴する人々は観光客がレンズを向けても気にする様子も無く、思い思いに祈りを続けていた。

念願だったタジマハールは生憎霧が立ちこめていて、遠くから全景を観ることは出来なかった。

優秀なIT技術者を輩出する国を連想させる場面にはついにお目にかかれなかった。どころかどこへ行っても貧しさだけが目に付いた。

世界の貧困層の6割がインドに住んでいると言われていると後で知った。




フマユーン廟


タジマハール(絵葉書より)


沐浴する人々


カジュラホ・ヒンズー教寺院の彫刻


風の宮殿


貧しいインドの子供達

        スイスハイキング
          
06年8月


当初、アフリカへビクトリア滝を見に行きたいと計画していたが、人数不足で不催行となり、04年に続いて2回目のスイスハイキングに出かけた。

04年に行った時は、自分のトランクが出て来なかったが、今回は別の人2人が出て来なかった。

内1人は、5日目にやっとトランクが届くという騒ぎであった。スイスエアに問題があるのか?空港の問題なのか?

お天気にも恵まれず、少々期待はずれの感があったが、フリータイムが2日半ほどあり、25年前始めてスイスを訪れた時(仕事)遠くから目にしたシュタウブバッハ滝を訪れることができた。

さらに、その近くにあるトウリュンメルバッハ滝にも足を伸ばした。この滝はユングフラウ等の氷河の水が集まって洞窟の中を10段の滝となって流れ落ちるものでその迫力に圧倒された。中間の5段目までエレベーターで昇り、その後更に洞窟内の階段を登った。


また、クライネマッターホルンのケーブル駅売店で野口健氏に会い、記念写真を撮らせてもらった。障害者をサポートしてロボットスーツや橇を使って頂上を目指すと言っていた。(結局天候に恵まれず、途中までで断念したと後日知った)

前回は行かなかったモンブラン観光(エギュー・ドウ・バギュー展望台)も楽しんだ。




トウリュンメルバッハ滝


シュタウブバッハ滝


シュバルツゼー(黒い湖)


ツエルマットの街を行くヤギの群れ


シャモニーから見たエギュー・ドウ・バギュー


野口健氏と